サラリーマンのめがねから見える景色

コメディカルの免許を持ってるけど普通のサラリーマンをやっているオジサン。

ラーメンを食べるために、鍋を食う。

 私たち夫婦は付き合っていたころから遠距離だったということもあり、外で美味しいものを食べることが大好きです。2人だったときはいろいろ遠出したりもして、美味しいものを食べていたのですが、子供が出来てからも、抱っこ紐を使ったり、店を選びながら外食もしようねと話し、実際にたまには外食をしています。

 しかし、小さい赤ちゃんがいるとなかなか入店が難しい店も多く、その1つが、ラーメン屋。敷地も狭い店が多く、赤ちゃんを寝かせておけるスペースがなく、抱っこ紐をしながら麺をすするというのも至難の業です。(そういう猛者のSNSも見たことはありますが笑)

 だけど、ラーメンは美味い、食べたい。もちろん私か妻のどちらかが子供とお留守番して、片方がラーメン屋に行くというのもアリですが、せっかくなんだからご飯は一緒に食べたいじゃないですか。悩ましいなあと夫婦で頭を抱え、妻から解決策として、「お鍋して、その締めにラーメンしよ。」と。

 そんな可愛らしい提案に、「それならちょっと本格的な〆のラーメンにしよう!」と燃え、今回いろいろ工夫してみましたのでシェアします。

 

 まず、お鍋の出汁ですが、正直なんでもいいです。ラーメンにしたら美味しそうだなという出汁を選んでください。今回「柚子胡麻の出汁を選びました。

 お鍋の野菜はこれまた適当に見繕って食べちゃってください。実家から送られてきたキャベツが大量にありましたので、キャベツをメインに、大根とかしめじとか入れました。

 お肉は、個人的には鶏肉が良いかと思ってます。これをそのまま鍋に投入するのではなく、一度フライパンで多めの油で焼いてください。オリーブオイルを使いましたが、ごま油とかでも良いかもです。皮目を中心にカリっと焼くことで、鍋に入れた鶏肉特有のぐにゅっとする感じもなくなります。今回は鶏肉のほかに、賞味期限間近の焼売もあったので、半分に切っていれました。

 お肉の処理だけ少し面倒ですが、これだけやって、あとは普通にお鍋として食べちゃってください。

 

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 お鍋を平らげたら、〆のラーメン。麺は何でもよいです。私はちぢれ麺が好きなので「サリ麺」を使いましたが、ストレート麺が好きなら棒ラーメンとかを使っても良いと思います。野菜の旨みが溶け出た鍋の出汁に麺を投入します。乾麺は水分を吸うので、少し出汁を足しても良いです。私は鶏塩味のキューブの鍋出汁を使って、スープを増やしました。

 ここからポイントとして2つ。

 まずは。先ほど鶏肉を焼いた油、こちらを捨てずに取っておきます。この油を自分の取り皿に大匙1/2~1程度入れ、そこに鍋の出汁を加えると、鶏油のなんとも良い香りがするスープになったではありませんか。

 更に、今回は1杯目のラーメンで油が残りましたので、残った油で小エビを炒り、2杯目のラーメンにはそれを加えました。まさにエビラーメン。同じ鍋出汁ですが、最高のスープが2種類出来ました。

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 続いてトッピング。それっぽいスープができたのは良いのですが、やはりラーメンと言えばトッピングですよね。余った焼売を刻んで肉葱味噌を作ったり、出汁が柚子胡麻でしたので、風味を足すために柚子皮を刻んだり、彩のためにほうれん草を少し茹でて置いたり、正直なんでもいいと思います。茹で卵とか、チャーシューとかも準備できるなら欲しいところですね。

 これらのトッピングをそれっぽく飾って、それっぽい〆ラーメンの完成です。

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美味でした。難点は洗い物が増えること。

料理は作った人がちゃんと片付けまでやりましょう。

以上、ラーメンを食べるために鍋を食った話でした。

 

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