少し前の話になりますが、北中米W杯 アジア予選、北朝鮮戦が終わりましたね。結果は、
日本1-0北朝鮮
日本のスタメンは、GK鈴木・RSB菅原・RCB板倉・LCB町田・RSB伊藤・RDMF守田・LDMF田中・RSH堂安・OMF南野・LSH前田・CFW上田。
久保選手や遠藤選手といったメンバーは温存する形のスターティングメンバーとなりました。
試合開始早々に日本は前線からの激しいプレッシャーを仕掛け、前半2分に田中選手が先制点をもぎ取りました。幸先よくリードを奪った日本はボールを支配しながら試合を進め、対する北朝鮮はロングボールでカウンターを狙うという展開に。アジアカップの敗戦が脳裏をよぎるような試合の雰囲気でしたが、日本は追加点こそ奪えないもののしっかりと北朝鮮のカウンターを耐え凌ぎました。
日本としてはここでベンチワークも含め後半は楽に、優位に試合を進めたいところでしたが、それができないのが今の日本代表…。逆に北朝鮮が一気にギアを上げ、日本を押し込んできました。後半開始早々にはゴールを決められたかと思ったシーンもありましたが、これは直前のプレーで北朝鮮のファウルが取られ、ノーゴールに。
日本は58分に守田選手に代えて遠藤選手を投入し、4-1-4-1の布陣としてきました。その後74分には堂安選手、南野選手、菅原選手を下げて、谷口選手、浅野選手、橋岡選手を投入し、5-4-1の一層守備的なシステムに変更しました。
もちろんW杯予選に簡単な試合は無いと思いますし、戦っている選手からすれば情報の少ない北朝鮮が相手というのはやりにくい相手だったであろうと思いますが、アジア2次予選というフェーズで、しかもホームゲームということを考慮すると、1-0という僅差での勝利は物足りないと言わざるを得ないですよね…。(81分には上田選手に代えて小川選手を投入し、追加点を狙うような意図も若干ながら見えはしましたが…。)
三苫選手、久保選手、伊東選手といった日本のエースがいないと、結局はこういう試合になるよねというのを感じた一戦でもありました。
3月26日には平壌での試合が予定されていましたが、まさかの開催中止。先日の女子サッカーでも直前のドタバタ劇がありましたし、FIFAやAFCは北朝鮮に対してしっかりと対処してくれることを祈ります。ポジティブに考えると、遠藤選手をはじめリーグ戦で消耗している選手たちが休息をとれたのは良かったですね。
以上、北中米W杯 アジア予選 日本×北朝鮮(24.03.21)の話でした。