サラリーマンのめがねから見える景色

コメディカルの免許を持ってるけど普通のサラリーマンをやっているオジサン。

赤ちゃんが吐いて、おしっこが出なかった夜

 我が家にはまもなく生後3ヶ月を迎える赤ん坊(♂)がおります。

 同じくらいの子供がいる人の体験談とかSNSでの報告を見てると比較的我が子は育てやすいタイプなのかなと思っておりました。泣いたらオムツを変えるか、授乳するか、抱っこするかで大抵泣き止むし、夜寝るのも手を繋いで、おしゃぶりを咥えさせると、気づいたときには寝てます。便秘なども無縁で毎日に数回の快便音を響かせております。

 特にここ1ヶ月くらいは、原因不明に永遠と泣き続けることもなくなり、楽しく毎日を過ごしておりました。

 

 そんな我が子ですが、今のところ基本的には母乳で育っております。

 ただ、ミルクを受け付けない子になると、それはそれで不便なのでたまに哺乳瓶でミルクをあげることもあります。

 先日も哺乳瓶でミルクをあげ、本人も機嫌良くチューチュー飲んでくれたのですが、ミルクをあげてから4時間後くらいに、とんでもない勢いで嘔吐が、、!!

 今までも飲んだ後にたらりと口から溢れるくらいに吐くことはあったのですがこの日はその比じゃない量の嘔吐。驚いたのですがネットを調べてみると、赤ちゃんは胃の構造的にそういう吐き方をすることはあるとのこと。

 とりあえずお洋服も吐瀉物まみれになってしまったのでシャワーを浴びさせ、ミルクをあげてから4時間以上経っていたので、母乳をあげました。

 すると、今度は飲んだそばから再び嘔吐、、!!

 「え、なに?!病気、、?!」

 再びネットで調べると、「1〜2回くらいの嘔吐はあり得る」と書かれているものもあれば、「肥厚性幽門狭窄症、手術」なんて書かれているものもあり、私も妻も顔面蒼白。

 とりあえず自治体の相談窓口に電話し、おそらく看護師さんと思われる方と話したところ、

「本人の機嫌が良ければ様子見でOK。次の授乳のとき、お腹が張っているようであれば、空気や便が溜まっている可能性があるので、綿棒で肛門を刺激してお腹を楽にしてから授乳する。授乳量はいつもより少な目で。吐瀉物は濡れたガーゼなどで拭き取り、再びのシャワーは赤ちゃんの体力的に辞めるように。」

 という風に言われましたので、本人の機嫌が良かったと言うこともあり、指示に従って様子見することにしました。

 そしてその後、いつもより量を減らした母乳をあげて、吐くことはなくなったのですが、ふと気づいたのです。

「おしっこが出ていない、、!!」

 いつもならオムツを確認する度におしっこが出ている子なのですが、この日は夜20時半くらいのおしっこを最後に、

 0時になっても出ない、、

 3時になっても出ない、、

 6時になっても出ない、、

「やばい、これは病気や、、」私も妻も再び顔面蒼白。

「昨晩の風呂の入れ方が悪かったか?」

「何かアカンものを誤飲してしまったか?」

 いろいろ思いを巡らせ、12時間おしっこが出なかったら病院に連れて行こうとなった、その時。

 オムツの黄色い線が青色に変わりました。

 

「良かった、、。」

 

 その後、順調に授乳量も戻り、おしっこも便も問題なく出るようになり、結局病院には行かず回復に至りました。

 

 原因はなんだったのか、考えてみたのですが、

1. 久しぶりに哺乳瓶でミルクを与えて、空気をいっぱい吸ってしまった。

2. 哺乳瓶後のゲップが不十分で腸にガスが溜まってしまった。

3. 腸のガスのせいで、胃の中のミルクが腸に降りて行かず、嘔吐(1回目)。

4. 嘔吐して体力が減っているのに、吐瀉物を流すためシャワーを入れてしまった。

5. シャワー後、前回のミルクから4時間以上たっているので大丈夫かと思ったが、胃腸が万全でなかったため、母乳を飲んだ後すぐに嘔吐(2回目)。

6. 2回の嘔吐で体内の水分がいつもより減っていたが、再びの嘔吐を懸念し、1回の母乳量を減らして授乳すしたため、おしっこがなかなか生成されない。

 おそらくではありますが、こんな感じなのかなと思っております。

 

 今回、初めて我が子の不測の事態に見舞われたのですが、改めて、子供が元気で笑ってくれている幸せを痛感しました。

 いっぱい寝て、いっぱい飲んで、おしっこして、ウンチして、これは、当たり前じゃなくて、大げさかもしれないのですが、家族が笑って過ごすこと、このありがたさを私は忘れていたのかもしれません。

 

 もっと丁寧に、もっと心を込めて、

 家族と接していこうと思った日の話でした。

 

 

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