今週末も各国のリーグ戦が行われましたが、ビッグクラブや日本人在籍チームを中心に、いくつかピックアップしました!
両チームのプライドをかけたナショナルダービー。ユナイテッドは直近リーグ戦2試合で後半ATに失点を許してしまっており、前節チェルシー戦ではその後半AT弾で劇的な敗北を喫し、悪い流れを断ち切りたいところ。一方リバプールは、アーセナル、マンCとの熾烈な優勝争いを繰り広げており、今節も勝ち点3を何としてでも勝ち取りたい。両者の対戦は3月17日のFA杯準々決勝以来で、そのときの対戦ではユナイテッドが延長戦を制しています。
試合展開としては、終始ボールを保持して押し込むリバプールと、一瞬のスキを突いてカウンターを狙うユナイテッドという構図になりました。前半、CKからディアスが泥臭いゴールを決めたかと思えば、後半開始早々にクアンサーの不用意なパスをカットしたブルーノフェルナンデスが同点弾。リバプールは押し込んでいるにも関わらずサラーやヌニェスがゴールを仕留めきれないでいると、後半22分にはユナイテッドの至宝メイヌーが技ありスーパーゴール。オールドトラフォードの力は偉大なり、今日はユナイテッドの日かなと思っていたら、後半39分エリオットがPA内で倒されPKを獲得、これをサラーが難なく決めて再び同点に。そのままリバプールが逆転を狙って攻勢を強めるものの、ユナイテッドが何とか耐え凌ぎ結果はドローとなりました。
遠藤選手は怪我明けということもあってか珍しく途中交代となりましたが、起点となるようなパスは散見されていましたね。ただ、今回のように終始ボールを持って押し込む展開となると遠藤選手の良さは半減してしまうような気もしました。
ブライトン0-3アーセナル
直近5試合で1勝2分2敗と波に乗り切れないブライトンと、優勝争い真っ最中でリーグ戦10試合無敗のアーセナル。ハフェルツの1G1Aを含む3得点と、安定の守備陣のパフォーマンスでアーセナルに軍配があがる形となりました。
加入当初はその実力と移籍金が見合っていないと疑問視されたハフェルツですが、今シーズン9G4Aと良い感じで数字を伸ばしていますね。
結果は0-3とアーセナル完勝のように見えますが、ボール保持率はブライトンが上回っており、良くも悪くもデゼルビの哲学を感じる結果となりました。ビッグクラブが狙うデゼルビ、来季はどこで指揮を執っているのでしょうか。
冨安選手は後半27分からの出場で、しっかり試合を締めていました。アーセナルとしては今後も過密日程が続くので、冨安選手含めベンチメンバーも総力戦で臨む必要がありますね。
翌日リバプールがマンUと引き分けに終わったので、今節終了時点でアーセナルは首位に浮上しました。
ローマ1-0ラツィオ
ともにローマを本拠地とするチーム同士のダービーマッチ。ラツィオは監督が交代し、復調の糸口を模索中という段階ですが、今回のローマダービーではデロッシ率いるジャッロロッソに敗北を喫しました。
鎌田選手はフル出場でした。新監督からの評価は悪くない模様ですが、この試合の出来としては特筆すべきことは無しというような形でしたね。
以上、私が独断と偏見で選んだ今週のPick up Matchでした!!